儚くも逞しく生きるブランカの姿が観る人の涙を誘う映画【ブランカとギター弾き】 5/5 (2)

儚くもたくましく生きるブランカの姿が涙を誘う【ブランカとギター弾き】



二人でいれば、悲しみは半分。しあわせはたくさん。
夏の果ての街角を、愛の歌が通りぬけて行く——

ブランカとギター弾き」は現在(2017年8月)「シネスイッチ銀座」で公開されている映画である。監督の「長谷井宏紀」氏にとっては初の作品となる長編映画だ。

舞台はフィリピンの貧しい田舎町。

ここで物乞いや窃盗をして、どうにか日々を過ごしていた幼い少女ブランカ。
ブランカの母親は常に酔っ払い、別の男と一緒にどこかへ行ってしまったという。ブランカは当然父親のことも知らない・・。

そんなブランカが出会ったのが、路上でギターを弾きながら街の広場で生活している盲目のギター弾き「ピーター」だ。

儚くも逞しく生きるブランカの姿が観る人の涙を誘う映画【ブランカとギター弾き】

ある日、街のテレビで大物女優が路上の孤児を引き取ったというニュースを見て、ブランカは母親をお金で買おうと心に決めた。

自分で母親募集のチラシを作り、街のあちこちに貼っていくブランカ。他の子供たちからは「母親が買えるわけない!」と馬鹿にされたあげく、段ボールで造ったブランカの家まで破壊されてしまう。

儚くも逞しく生きるブランカの姿が観る人の涙を誘う映画【ブランカとギター弾き】

小さくてボロボロだけど「夢」や「希望」に溢れていたブランカの家。

「辛い時は歌えばいいのさ」

ピーターのそんな一言が心に響く・・

儚くも逞しく生きるブランカの姿が観る人の涙を誘う映画【ブランカとギター弾き】

途方に暮れたブランカはピーターと旅に出る。もちろん母親を買うための旅だ。生まれて初めて自由な気持ちになれたピーターとの旅・・

ブランカの顔は希望に満ち溢れている。

儚くも逞しく生きるブランカの姿が観る人の涙を誘う映画【ブランカとギター弾き】

旅先で遭遇する数々の体験や楽しい思い出。
もちろん悲しいことだって・・・

ブランカはピーターとの旅で何を思い、何を得たのか。

何もかもが満たされた生活を送っている現代社会。
『ブランカとギター弾き』は人生において本当に必要なものを教えてくれます。

儚くも逞しく生きるブランカの姿が観る人の涙を誘う映画【ブランカとギター弾き】

懸命に生きるブランカの姿を見て下さい。
生きていることを実感出来る彼女の豊かな表情を見て下さい。

きっと何かが込み上げてくる、そんな素敵な映画『ブランカとギター弾き』。
機会がありましたら「シネスイッチ銀座」へ足を運んでみて下さい。

■ KAYOチェック

【予告編動画】




【シネスイッチ銀座】
〒104-0061
東京都中央区銀座4丁目4−5 旗ビル
http://www.cineswitch.com/

資料提供:トランスフォーマー、NPC
コピーライト:©2015-ALL Rights Reserved Dorje Film

【追伸】
ピーター役を演じた盲目の「ピーター・ミラリ」は、この映画の完成後に突然の病に倒れ、その生涯を終えている。監督の長谷井氏とは現地マニラ(キアポ協会の地下道でギターを弾いていた)で出会い、一緒に映画を作ることを約束し、その約束が叶った直後の訃報だった。

心からご冥福をお祈り致します。

儚くも逞しく生きるブランカの姿が観る人の涙を誘う映画【ブランカとギター弾き】

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